ヒモカズラ Selaginella shakotanensis

イワヒバ科 イワヒバ属

千曲川左岸の段丘崖、乾燥した切り立った崖に生育するヒモカズラ。2025年9月13日 小諸
乾燥した切り立った崖に生育するヒモカズラ

生育している環境:千曲川左岸の凝灰角礫岩を中心とした段丘崖、午前中は日の当たる乾燥した切り立った崖に生育。

観察された特徴:岩上を這う茎の長さははっきりとはわからない15㎝程度。2か所10×20㎝程度の範囲にマット状に広がる。茎の直径は1mm以下。葉の辺縁には細かい鋸歯がある。側枝の先には胞子嚢をつけ球形・オレンジ色の胞子嚢と金平糖のような形の黄色い胞子嚢がある。

崖に群生するヒモカズラ。2025年9月13日 小諸 崖に群生するヒモカズラ。2025年9月13日 小諸
①②崖に群生するヒモカズラ

ヒモカズラ、葉の辺縁には鋸歯がある。2025年9月13日 小諸 ヒモカズラ、側枝の先に胞子嚢をつける。2025年9月13日 小諸
①ヒモカズラ、葉
②ヒモカズラ、側枝の先につく胞子嚢

ヒモカズラ、2種類の胞子のうをつける。2025年9月13日 小諸 ヒモカズラ、胞子。2025年9月13日 小諸
①ヒモカズラ、2種類の胞子嚢
②ヒモカズラ、胞子(濃いオレンジ色の胞子嚢)