Top / 観察会レポート / 平成24年5月30日(水) ヤマイタチシダの芽立ちについて 小田原西部
平成24年5月30日(水) ヤマイタチシダの新芽の芽立ちの色について 小田原西部
・新芽は淡い緑色一色で、淡い緑色からだんだん濃い緑色に変化していく。オオイタチシダのように芽立ちの成長に合わせて色が変化することはない。最下羽片がよく発達したり、羽片の幅が広く外見がオオイタチシダに似ている個体でも新芽の特長で区別ができる。
芽立ちがピンク色を帯びるヤマイタチシダ
2015年5月の観察会で確認しました。
ヤマイタチシダは、展開したばかりの葉がピンク色を帯びる個体も見られます。丘陵地の上部、夏緑広葉樹と照葉樹の混生林の林内の崖に生育。10mほどの範囲に6株程度生育を確認。小田原 水之尾 2015年5月24日
標本1
新芽が紅色のヤマイタチシダ
標本2
新芽が紅色のヤマイタチシダ
標本3
新芽が紅色のヤマイタチシダ(上左、上右)
新芽が紅色のヤマイタチシダ、古い葉身
新芽が紅色のヤマイタチシダ、葉柄の鱗片
新芽が紅色のヤマイタチシダ、羽片
新芽が紅色のヤマイタチシダ、胞子のう群