Top / 観察会レポート / 平成24年7月11日(水) ナンカイイタチシダの芽立ちについて 栽培


平成24年7月11日(水) ナンカイイタチシダの新芽の芽立ち  四万十市興津産(栽培種)  

・新芽は非常に鮮やかな紅色で、だんだん成株の緑色に変化していく。写真の個体は葉の質が厚く、葉の表面にはつやがない。羽片の形は基部が広く先端に向かっては急に細くなり細長く伸びる。芽立ちのようすは1個体だけしか観察していないので、今後ほかの個体でも新芽の芽立ちの色を観察していきたいと思います。

興津の生育状況
沢沿いに人家から少し入ったところ、やや明るい林内の古い石組みの間に生育。この辺りでは普通種と思われます。(生育状況は詳しく調べていません)

ナンカイイタチシダ Dryopteris varia
ナンカイイタチシダ
興津産 ナンカイイタチシダ

ナンカイイタチシダ展開したての羽片   

ナンカイイタチシダ胞子のう群

ナンカイイタチシダ胞子のう群 ナンカイイタチシダ胞膜